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LotoPlaceニュース

2024/07/25 10:00

【相模湾のBIGBOSSコラム】別府競輪 開設74周年記念オランダ王国友好杯GⅢナイター


今回は7月25日(木)から開幕する別府競輪開設74周年記念G3ナイター開催「オランダ王国友好杯」の予想コラムを寄稿します。

さて、いつものように別府競輪場の特徴から記したいと思います。
バンクは周長400m、見なし直線は59.9mと400mの平均よりも4mほど長くなっていて追込が有利な競輪場となっています。

コーナー部分は「レムニスケート曲線」を採用しています。
レムニスケート曲線の特徴として、インを走行していてもカーブを曲がっているうちに外側に膨らんでしまいやすいという点があります。

したがって、捲りは早めか遅め
・早め:1コーナー付近
・遅め:3コーナー付近
の仕掛けが良く、バックストレッチからの捲りとなると、3コーナー付近で膨らみやすくなるため不利になりやすいです。
また競る場合は、2コーナーまでに決着させないとその後の展開が厳しくなります。

バンクは海沿いにあるため、季節を問わず風が吹いており、夏場と冬場では吹く方向が異なります。
夏場は【バック追い風】、冬場は【バック向かい風+強風】になることが多く、そのため、夏場と冬場では決まり手が異なることが多いです。

夏場はバック追い風になり、先行ラインの【逃げ】や【差し】が決まりやすい。
冬場はバック向かい風になり、先行選手は残りにくく、【捲り】や【追込】が決まりやすい。
別府競輪場の決まり手データは【差し】が全体の約4割を占めていますが、注目すべきは【逃げ】による決まり手も約3割を占めているという点です。
別府競輪場の特徴は「風」であるため、夏場と冬場によっては攻め方が変わるのが原因かもしれません。
以上のことを踏まえて車券購入の参考にしてください。

それでは今回のイチオシ選手は
◆イチオシ選手
【新山 将史選手(青森・98期)】 
新山選手は昨年12月に開催された当地73周年記念にも出場しており初日から2着、3着、9着、4着の成績。
準決勝戦まで勝ち上がっていますので別府バンクのイメージは悪くないと考えています。

前場所の前橋F1戦初日と2日目は目標に指名した選手が前受けツッパリ先行を敢行して絶好の展開から差し切ってそれぞれ1勝ずつ上げました。

特に2日目は中段から捲る高橋築選手をブロックしつつ、先行した日高裕太選手を残してワンツーを決めています。
決勝戦は目標無く単騎戦。切れ目から先手ラインに乗る形で4番手をキープ。
最終4コーナーで中割り強襲を敢行し、あわやアタマまで突き抜けた勢いがありましたが3着の結果でした。
2場所前の取手記念では予選敗退ながらもその後1着1回と3着2回の連対内容ですし好調だからこそ成せる動きだと思います。

以前にも書かせていただいたことがあったと思いますが踏み出しが甘いので注意が必要です。

その他推奨選手は
◆推奨選手
【竹山 陵太選手(宮城・91期)】
今節は追加での参戦です。
近況比較的着をまとめてきている印象を受けます。

前場所玉野F1戦初日は同じ宮城県の原大智選手の番手戦。
4番手から前段を叩いて先行、番手で引き付けながら真後ろにいる纐纈選手を捲らせず、切り替え踏んできた笠松信幸選手をブロックしながらも1勝を勝ち取りました。

2日目は高橋晋也選手(福島)の番手戦。
目標不発で切り替えて追い込みますが惜しくも4着。
最終日も同じく高橋選手と連携ですが3番手を固める格好。
番手周りの竹村選手が捲ってきた別線をブロックし、前が開きタテ脚を伸ばして1勝をゲットしました。

3日間タテ脚が冴え渡っていて目標不発からにも関わらず、ツッコむ場面もあり、今開催では「穴で一考」という言葉が当てはまるのは彼かもしれません。

【中釜 章成選手(大阪・113期)】
前場所立川F1戦の初日は前受けから6番手まで下げてからの捲りで一発。快勝!

2日目は前受けから坂本貴史選手を一度突っ張って出させずに、別線を出させて中段に潜り込み3番手確保。2コーナー過ぎから捲って連勝ゴール。

最終日は南潤選手(和歌山)の番手戦。
最終1センター過ぎからのロング捲りに乗って最後ゴール前で差し切りました。
2場所前の小田原では先行策を披露するなどなんでもやってきてる印象です。

立川での優勝がS級初でしかも無傷の3連勝と、いま波に乗っている中釜選手にご注目ください。

今回もイチオシ・推奨選手とは別に気になる選手を一言程度付け足しします
◆気になる選手
【小岩 大介選手(大分・90期)】
前場所松戸サマーナイトで魅せた強烈なタテ脚は破壊力抜群。
目標不発でも伸びてくるだけに軽視禁物。

【岩津 裕介選手(岡山・87期)】
前場所松戸サマーナイト2日目で魅せたライン3番手からの追い込み脚で1勝したレースは光る。
直線の長い別府バンクなら連絡み十分。

【東矢 圭吾選手(熊本・121期)】
落車負傷明けの前場所玉野F1戦は3日間先行、カマシ捲りなどを使い分けながら長距離を踏んでいた。叩き2戦目の今場所、上積みが見込めれば一角崩しは可能。

あと、今回とは関係ないのですが、別府競輪場はモーニング競輪開催時には朝8時開門となっており、モーニングの1Rから現地での生観戦が可能です。

開門が9時や9時30分という競輪場が数あるなかで、しっかりとファンサービスを行っている競輪場というイメージを持っています。
とはいえ、私は別府競輪場に行ったことは無いんですけどね(笑)
いつかは、別府競輪場のモーニング競輪にて、しっかりと選手に声援を送れればと思っております。

さて、ナイター記念競輪開幕!
別府競輪場の特徴も頭にいれつつ、熱戦を楽しみましょう。

長谷川龍次

ギャンブラー木村軍団の秘蔵っ子。
『相模湾のビッグ・ボス』こと、長谷川龍次(りゅうじ)
競輪をこよなく愛する若き競輪ファン。

ギャンブラー木村とは長年の親交を持ち
若いながらも持ち合わせている選手眼はギャンブラー木村も一目置く。

ホームグランドは平塚競輪場だが、関東一円の競輪場での目撃情報多数
『相模湾のビッグ・ボス』との異名はギャンブラー木村による命名


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