皆さん、こんにちは
高松宮記念杯は北井選手の優勝で幕を閉じました。
6日間の熱戦、いかがでしたでしょうか。

競輪はオフシーズンが無いので、今週も記念競走G3が開催されます。
ロトプレイスで6回目のコラムとなる今回、6月22日（土）より開幕する
G3久留米競輪開設75周年記念第30回中野カップレース
についてコラムを寄稿させていただきます。

久留米競輪の情報としては、平均的な競輪場と言えるでしょう。
周長400mのバンクで、見なし直線が50.7mと平均的です。
仕掛け方によっては格下の先行選手が勝つこともあれば、逆に予想外の番手選手が勝つこともあります。

先行、追込や捲りにしても総合的に見てどの脚質の選手も勝てるクセの無いバンクと言えるでしょう。

今回の競走では高松宮記念杯の決勝で活躍した北井選手と古性選手も
出場予定がありましたが、高松宮記念杯の決勝戦、ゴール後の両者落車の影響で
負傷欠場となってしまいました。

福島の佐藤慎太郎選手が追加斡旋され、今節のSS班出場選手は3名となり、
新山選手、松浦選手、そして追加の佐藤選手です。

その他、熱い選手も目白押しで、高松宮記念杯直後のＧ3とはいえ、
熱い見どころのあるレース展開が予想されます。

そんなか、いつも通りに推奨選手をピックアップさせていただきました。
前回の高松宮記念杯ではピックアップ選手が準決勝まで勝ち上がっていったので
今回も期待して読んで貰えると嬉しいです。

それでは、今回のイチオシ選手から。
【イチオシ選手】
後藤 大輝選手(福岡・121期)
出場する競走では何が何でもバックを取ってレースを支配する九州地区屈指の
若手先行レーサー。

ちょうど1年前のこの時期にS級に特別昇級し、最初に出走した競走が
この地元久留米記念でした。

去年の成績は1着、4着、5着、2着とまずまずの成績に思いますが本人は決して納得していないはず。

1年前のリベンジを果たすと共に
全国の競輪ファンへ改めて「後藤大輝」という名前を売る絶好の舞台は
整ったはずです。
個人的な期待を込めてイチオシとします！

その他推奨選手は以下の通りです。
【推奨選手】
田中 誠選手(福岡・89期)
前場所大宮Ｆ1では1着、2着、1着の好成績。
最終日の決勝戦ではライン2番手からタテ脚を伸ばして
突き抜ける競走を披露しました。

前検日には「ヘルニアとギックリ腰が合わさったような症状で足の指がしびれる」とコメントが出ておりましたが、実際の競走においては、そのような不安を全く感じさせないレースだったと思います。

今回の地元記念にかける気持ちは強いはず！

伏見 俊昭選手(福島・75期)
知る人ぞ知る福島のタイトルホルダー。

来期は2年振りの1班返り咲きで気合い乗りは十分。
4月には当地Ｆ1ナイターに出場しました。
久留米記念を見据えた走りはできたはずです。

4月の久留米の初日では、
バック3番手から捲り追込気味に仕掛けた小原丈一郎選手に乗って
ゴール前できっちりと差し切り。

最終日は松本貴治選手の番手戦。
このレースも外のコースを踏んできて、あわやアタマまで突き抜けたか！
ぐらいの僅差の2着。

前場所松戸Ｆ1戦では絶好のハコ回りからきっちり差し切り、
別のレースでは先行ラインの3番手から内突いてアタマ取りするなど
状態の良さが伺えます。

今回もイチオシ・推奨選手とは別に気になる選手を一言程度付け足しします。
【気になる選手】
嵯峨 昇喜郎選手(青森・113期)
9車のレース成績は近況イマイチだが状態は明らかに戻って来ている。
番手を捌く競走もやっていて侮れない。

武田 亮選手(東京・115期)
前走大宮で魅せた先行力はピカイチ。
仕掛け方次第なら一波乱起こせる！

佐藤 礼文選手(茨城・115期)
玉野Ｆ1戦ではイマイチだったが鋭いタテ脚と捌きはほっとけない存在。

推奨選手を含め、予想の参考にしていただけますと幸いでございます。